韓国の「GEO POWER KOREA CO.」(会長Lee, jin-suk、以下同社)が運営するバジル農場(GEOパワーシステム導入)が、韓国のテレビ放送局「SBS」で放映されました。
火力発電所や原子力発電所の安全性が不安視される中、同番組内では代替案として太陽光発電所と地中熱利用システムの利用について紹介。特に農業分野においてエネルギーの自給自足が可能な地中熱利用システム「ジオパワーシステム」を採用したバジル農場が取り上げられました。
李会長によると温室の冷暖房のために、従来の温風機を使用したケースでは月200万ウォンの経費が必要でしたが、ジオパワーシステムを利用した場合は月26万3000ウォンへと激減したとし、その効果を強調。
李会長は「温室を0℃から30℃ へと高めることと、15℃から30℃に 高める場合を比較すると、15℃から温度を高くするほうが、必要なエネルギーが少なくて済む」と話し、「地中熱利用システムを活用し運営費を削減すれば、所得的な面で恩恵を受けることができる」と説明しました。