地中熱利用24時間換気システム

GEO Power System TOPページへ
facebook twitter Instagram youtube

第4回ニッポン新事業創出大賞アントレプレナー部門で最優秀賞を受賞しました。



 革新的な商品・サービスや手法によって新事業を展開している企業等を表彰する「第4回ニッポン新事業創出大賞」の受賞者がこのほど発表され、弊社がアントレプレナー部門で最優秀賞を受賞しました。主催は社団法人日本ニュービジネス協議会連合会(JNB)。

nbs2
nbs

「日本で初めての地中熱利用方式の開発に注力し挑戦心は高く評価できる」「CO2削減目標達成への有効な手段となること、農業をはじめあらゆる分野への参入が期待できる」などと評されました。
 これもひとえに皆様のおかげでいただいたものだと深く感じ、この受賞を励みとしてさらに、地中熱利用システムの普及および、技術の向上等に取り組んでまいります。

以下、JNB第4回ニッポン新事業創出大賞表彰式資料より

【概要】新事業は、ヒートポンプを組み込まずに地中熱を活用する日本では初めてのパッシブ型換気・空調システム「GEOパワーシステム」の開発・販売である。地下5mの安定した地中熱(自然エネルギー)を建物の基礎空調として利用し、換気をすることで、建物全体の温度を緩やかに調節を行い、冷暖房の負荷を軽減。愛知万博政府館への採用もあり各方面から高い評価を受ける。
【事業特色・受賞理由】
・新事業は単なる省エネ機器ではなく、なるべく冷暖房に頼らないライフスタイルの提案として位置づけられている。四季があれば利用できる温度差による地中熱エネルギーを容易に利用できるシステム・ノウハウであり、環境意識の高まりとともに住宅のみならず公共部門、商業施設、工場、ハウス栽培等の農業など多くの部門での導入が期待される。日本で初めての方式の開発に注力した挑戦心は高く評価できる。

・地中熱の利用には、ヒートポンプを組み込んだアクティブ型とそれを伴わないパッシブ型とがある。新事業は、地中熱利用の換気システムである。地下5mまで埋め込んだ内部が二層構造になった直径26cmの筒の中に、ファンにより空気を送り込み、地下5mでUターンさせる。地上に戻った空気は、外気より冬は温められ夏は冷やされている。エアコンとは異なり温度調整はできないが、効果は十分であり、CO2削減量は年間約1トンに達する。

・公共部門にあっては、各自治体で「環境モデル都市」などへの取り組みが活発になるとみられること、産業界にあっては京都議定書におけるCO2削減目標の達成への有効な手段であること、ハウス栽培における農業への取組み等々あらゆる分野への参入が期待できる。海外への進出(代理店の活用)により世界に向けた環境ビジネスの展開も計画中である。H16/11「大型施設だけでなく一般家庭でも導入可能な地中熱利用換気システムの開発・普及による地球温暖化防止活動への貢献」として地球温暖化防止活動環境大臣表彰受賞。

記事掲載日:2009年10月30日







次の記事:

前の記事: