地中熱利用24時間換気システム

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ときわ公園様こかげベンチシステム(山口県宇部市)


こかげベンチ

 環境に配慮したエコパーク化の取組みをすすめている宇部市のときわ公園の遊園地内に、屋外のジオパワーシステム導入としては初となる地中熱を活用した送風装置「こかげベンチシステム」を設置。
 外気を地中で熱交換し、ベンチ横にある4か所の吹き出し口から、スポット的に心地よい大地の風を送り出す仕組み。ジオパワーの電力は太陽光発電システムで全てまかなっています。
 2015年にNPO法人「パッシブ地中熱 大地の風」が設置。夏場、来園者の涼をとる休息スペースとして人気を集めています。

 
 

ときわ公園の「こかげシステム」冷風能力測定結果

ソーラー 同公園内のシステムの地中熱交換能力を確認するため、外気温度と吹き出し空気温度を計測し、この温度差で冷却能力を確認しました。2016年8月15日には外気温度と地中温度との差が約10℃をマーク。同程度の温度差があれば、夏季の日中の場合、体感的に心地よい涼しさが得られることが分かりました。

こかげベンチシステムの冷風能力測定結果

 
 

Data

完   工 2015年10月
GEO施工 株式会社ジオパワーシステム
タイプ こかげベンチシステム
GEOパイプ 2本(φ380)

 
 

システム図


会報誌「大地の風」 419号に掲載







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